よりぬきみどろさん

涅槃姫みどろ 厄の39 「まずい酒」 おちょこで日本酒を飲み干すと青年は高らかに語りだします。 「いいですか先輩!ようやく半年間の研修期間を経て報道部に配属になった以上・・・。僕はですね、これからジャーナリストとして・・・。」 どうやらジャーナ…

涅槃姫みどろ 厄の38 「幽霊屋敷」 「・・・というわけで、怪現象が起こると視聴者から情報が寄せられた廃墟前に到着いたしました」 みどろさんの棲むお屋敷をさしてTVリポーターはいいます。 今回はTVの心霊番組の撮影班が厄いめにあうようです。 「…

涅槃姫みどろ 厄の37 「忠犬ゴン」 「ゴンや、あと何回こうやってお前と一緒に散歩にでられるのかねえ」 河原の土手でそう飼い犬に話しかける老婆。その声をきくと蝶を追いかけていた、ゴンは悲しそうな顔を老婆に向けます。 「おや、そんなに悲しそうな顔…

涅槃姫みどろ 厄の36「腐った果実」 カキン!カキン!カキン!タッタッタッタッタッ!ズザザァ〜!ワアァァ!ドンドンドンドンドン!(SE) そういや、センチメンタルバスって一発屋でしたね・・・。 今週のみどろさんは女子ソフトボールの試合から始ま…

涅槃姫みどろ 厄の35 「許されざる者」 サイキックギャル(死語)だっ! 扉絵は崩壊する都庁をバックにキメキメのみどろさん。ほの香る昭和テイストがたまりません。 とある午後の昼下がり、入滅堂で店番をするあしゅら執事。 今日も二心同体であるところ…

涅槃姫みどろ 厄の34 「やり残し」 神座警察署、取り調べ室。 メガネをかけた新米刑事が容疑者に詰め寄るが、容疑者はふてぶてしい態度でまったくとりあわない。 ドアから覗く先輩刑事たちも、後輩のふがいなさに呆れ顔。 「こりゃ自供はダメか・・・」 そ…

涅槃姫みどろ 厄の33(単行本4巻第参拾六夜) 「名画座の怪人」 扉絵から「ローマの休日」のパロディで笑いをとるみどろさん。 さすが週チャン爆笑十傑衆の一人。(尾玉先生はまだゲスト扱いだろうし、十一傑衆では語呂がわるいと思います)ヘップバーン…

涅槃姫みどろ 厄の32(単行本4巻第参拾五夜) 「対峙」 「む、災いが・・・見えます」 滝にうたれ瞑想するのは、みどろさんを敵視しほろぼすためにネパールからわざわざやってきたラーフラさん。釈迦の娘とよばれる彼女の活躍については本日発売の「涅槃…

涅槃姫みどろ 厄の31(単行本4巻第参拾四夜) 「いたずら」 入滅堂の地下倉庫で、倉庫整理にはげむあしゅら執事。 そこで、開封厳禁と張り紙され、鎖と錠前によって厳重に封印された木箱を発見します。 ここで、執事の特殊能力「ドジっ子」が発現! お約…

涅槃姫みどろ 厄の30(単行本4巻第参拾参夜) 「とどのつまり」 蒐めれど蒐めれどなお我が想い楽にならざり・・・。 「これはちがうなぁ。年代モノにはちがいないけど・・・。パチもんだよ。塗装もムラがあるし・・・。」 同じ怪獣ソフビコレクターの新井…

涅槃姫みどろ 厄の29(単行本4巻第弐拾八夜) 「追跡者」 扉絵は後ろ向きのみどろさんが振り向きこちらに手をかざすとゆう動作のスローモーションカットである。この間わずか、1ミリ秒である。(嘘) 「え、みどろなんてしらないわよ」 記者の質問に困惑…

涅槃姫みどろ 厄の28(単行本4巻第参拾弐夜) 「チャンピオン」 この作品はフィクションであり、実在の個人・団体等にはいっさい関係ありません。 いきなり気になったのはこの注意書きでした。 「俺に挑戦するなんて100億年早いぜ!」 ミスター黙示録…

涅槃姫みどろ 厄の27(単行本4巻第参拾壱夜) 「真剣師」 大阪の将棋センターで東京からやってきたアマ王者を迎え撃つのは地元の有名人の達さん。 不敵なツラ構えのこの老人は、飛車角落ちで東京のアマ王者を撃破します。 その勝利を数手前に予想していた…

涅槃姫みどろ 厄の26(単行本4巻第参拾夜) 「レクイエム」 放課後の音楽室から聞こえてくるのは、バイオリンの音色。 美しさの中にも、聴くものの不安をかきたてるメロディを奏でるのは、もちろんみどろさん。(それって、一般的に下手というでのは) こ…

「涅槃姫みどろ」厄の25(単行本4巻第弐拾九夜) 「降霊会」 洋館に集う二組の夫婦。兄弟でいがみあう彼らは遺産をめぐり骨肉の争いをくりひろげており、降霊会で決着をつけようとしていた。 そこに招待されたのは、高名な霊媒師こと怨田先生と、その助手…

「涅槃姫みどろ」 厄の24(単行本3巻第弐拾七夜) 「花道(ラストステージ)」 今週はみどろさんを影から支えるあしゅら執事こと、はじめ師匠が主人公です。あしゅら執事とよばれる由来は、生前腹話術を得意とするマジシャンだったはじめ師匠が、死後みど…

涅槃姫みどろ 厄の23(単行本3巻第弐拾六夜) 「苦行(タバス)」 どこへいっていたンだラーフラさん。俺達はキミの帰りを待っていた! というわけで、自称みどろさんのライバル、ラーフラさんが再登場です。 ラーフラさんはみどろさんに負けてから、大仏…

涅槃姫みどろ 厄の22(単行本3巻第弐拾五夜) 「殉愛」 ラグビー部に所属するシロー君は、メル友の友梨さんから上京の知らせを受けてあせります。 そう、彼は自分の写真と称してイケメンのいとこの写真を送っていたのです。発想がのび太くんレベルですね…

涅槃姫みどろ 厄の21(単行本3巻第弐拾四夜) 「契約」 今週のみどろさんはなんだかびみょ〜な話でした。 売れない彫刻家が自らの境遇に絶望し、己の指を壊してしまおうとしたときに、みどろさんは現れます。 熱心に彫刻家の作品を愛でるみどろさんを、人…

なんだか「みどろさん」で検索かけてくださる方が多いみたいなんで、いっそのこと「みどろさん」コーナーをつくってしまおうかと思いたちました。決して、本誌感想を書くのが面倒になったとゆうわけでは・・・あります。 ま、細かいことは気にせず、みどろさ…