なんだか「みどろさん」で検索かけてくださる方が多いみたいなんで、いっそのこと「みどろさん」コーナーをつくってしまおうかと思いたちました。決して、本誌感想を書くのが面倒になったとゆうわけでは・・・あります。
 ま、細かいことは気にせず、みどろさん感想いってみましょう。ちなみにネタバレありです。
 
 
 涅槃姫みどろ 厄の20(単行本3巻第弐拾参夜)
        「釈迦の娘(ラーフラ)」
 
 みどろさんにライバル登場。ネパールからやってきた褐色の肌もまぶしいエキゾチックビューティ、ラーフラさんは傘もささずに雨のなかでおおはしゃぎしながら叫びます。
 「全てを受け入れ賜え」
 ・・・電波ちゃんですね。
 そしていきなりみどろさんを悪魔呼ばわりします。あながち間違いとはいえませんが・・・電波ちゃんですね。
 なんでも、ラーフラさんは「遥か東の地の悪魔を倒すべし」と夢のお告げをうけ日本にやってきたとか・・・まごうことなき電波ちゃんですね。
 
 さて、放課後みどろさんはあるカップルから相談をうけます。
 彼氏は交通事故で視力を失っており、彼女はみどろさんに魔術でなんとかしてもらおうとします。しかし、超自然の力に頼るものは常に報いを受けなければなりません。
 何かを得るためには、何かを犠牲にしなければならないとゆう例のアレですね。けれども、もちろん彼女は覚悟の上です。
 そこで、割って入ったのはラーフラさん。彼女はなんと無償で彼の目を治してあげます。
 すごい!奇跡だ!ラピュタは本当にあったんだ!
 ちなみに、彼の目を治すにあたりラーフラさんは邪気?を吸い込み悶えますが、そのときのラーフラさんはとてもエロいです。
 ま、それはさておき目を治してくれたラーフラさんに二人は感謝します。「ありがとう、ラーフラさん」しかし、ラーフラさんは「いいえ、あなたたちが試練に打ち勝っただけよ」ととても謙虚です。
 そんな、一部始終を見ながらみどろさんは不敵にいいます。
 「ふふ、あなたは背負ってはいないわ・・・。本当の業を」

 それから3日後、ラーフラさんはみどろさんの住む屋敷に呼ばれます。そこに現れたのは、カップルの彼女。なんでも目の見えるようになってしまった彼にあっさり、捨てられてしまったとのこと。そこで、彼女はみどろさんに懇願します。
 「あいつを呪い殺す方法を教えて!それもできるだけ苦しむ方法で!地獄をみせてやって!」
 人の業の深さを見せられて、ただおののくばかりのラーフラさんなのでした。

 まあ、なんつうかなんちゃって女子高生を数十年やって人の業と欲をみ続けていたみどろさんの貫禄勝ちとゆうところなんでしょうが、正直オチが弱いような気がします。
 せめて、ラーフラさんが最後に「それでも私は人を救う。それが私の業なんだ」とかブラックジャックばりに宣言してくれたらまだ、次週以降に期待を持てそうな感じなんですが・・・。
 とりあえず、ジェイソンはラーフラさんのリターンマッチに期待しています。そんでもって、もっと悶えてください。