2008年、ファンガイアを超える強ェ奴ら、レジェンドルガが復活したぞ!
 音也パパが過去からタイムスリップして、渡を助けるぞ!


 テレビシリーズはまだ見ぬ父の影を追う渡と、まだ見ぬ母の影を追う恵という感じで話が進んでますが、実は特に大きな制約もなくタイムスリップできるみたいで、ちょっと驚いた。
 まあ、劇場版は一種のお祭りなわけで、お祭りらしく紅父子と麻生母子の絆がクローズアップされていて、直球勝負の親子の物語となっており、同年代の渡に対して父親として振舞う音也には大物の片鱗が垣間見えます。
 渡、音也、恵、ゆり、名護さんといった5人の主要人物にそれぞれ見せ場があり、真の主役はイクサじゃねえの!?といいたくなるくらいイクサが活躍します。
 そして身長3.2メートルというなんだか微妙なサイズの敵の仮面ライダーアークは、逃げたらいいのか立ち向かったらいいのかわからない微妙さが逆に不安定な恐怖を生み出しているように思いました。
 あのサイズのかかと落としはかなり脅威かもしれません。
 ちなみにアークとレイ(出番が少ない)の変身アイテムの声は若本規夫さんがあてていて若本ボイスで「ウぇぃクアぁップゥ!」とか聞いただけで吹き出してしまいました。どうも笑いのツボが他の観客と違うようだと改めて認識いたしました。
 

 というわけでこのオモチャは若本ボイスでしゃべるみたいです。
 「フグタぁ、今晩飲みにいかないか?」とか隠しボイスがあったら間違いなく買いますね。

 
 というわけで個人的にツボな小ネタや消化不良の部分も多いけれども、親子の絆という「仮面ライダーキバ」のテーマに真っ向から取り組みうまくいった映画ではないかと思います。
 渡キバと音也イクサの親子ダブルライダーなんてかなり燃えます!


 公式ホームページ
 http://www.kiva-go.jp/