さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書)

さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書)

 昔からある「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」などの素朴な疑問を公認会計士である著者が会計の基本知識で、その謎を解き明かしていくという本です。
 読むだけで会計の知識がみにつくとは、申しませんが会計について興味ををもつきっかけになる一冊だと思います。
 かくいう私ももこの本を読んで、会計のおもしろさに興味をもち、いろいろ調べているうちに税理士になろうと決心ました。
 私にとっては、「姑獲鳥の夏」と同じく人生にかなりの衝撃を与えた一冊といえるでしょう。
 文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫)
 どういう基準なのか、自分でもよくわかりません。
 

 さて、この本では単純な計算能力よりも、物事を数字をつかって考えるという数字にたいするセンスが大事だと締めくくっています。
 というわけで、センスがあるかどうかは分かりませんが、数字を使ったジョークを一つ。
 熊さん「税理士試験てのはぁ、10人に1人が合格する合格率10パーセントの試験なんだってな」

 八つぁん「へえ、じゃあ10回受験すれば1回はうかるってことだね」 
 ・・・ジョークなんで本気にしないでください。