島田荘司講演会

「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」の企画の一環として10月8日に、福山市島田荘司先生の講演会が行われました。
 忙しくて更新できなかったのですが、もちろん行ってきました。
 ナマの島田先生はカッコイイです。声、渋いッス。あこがれちゃいます。

 講演のテーマは「脳の物語としてのミステリー」というタイトルで、日米の文化比較から始まり、ミステリーのという文学ジャンルの誕生とその変遷について、とても分かりやすくユーモアを交えて説明されていました。
 現在、元祖ともいうべき欧米では「本格ミステリ」はすでに衰退しつつあるけれども、日本を中心として台湾、韓国、中国といったアジアの国々で「本格ミステリ」のブームが起こっているということです。
 そうしたなか、「本格ミステリ」に絞った賞というのは「鮎川哲也賞」と「福山ミステリー文学新人賞」の二つしかないと断言する島田荘司先生はとてもカッコよかったです。
 というわけで、そんなすごい賞が地元福山から発信されることは、とても凄いことであり、誇れることだと思いました。
 及ばずながらも私も、その一端を担っていきたいなと思いました。