薔薇の館にやってきた瞳子ちゃんの突然の発言。
 「お前の望みを言え、どんな望みも叶えてやろう!!お前の払う代償はった一つ」
 ・・・こんなことばっかり書いてると、そのうち熱心なファンの方からお叱りをうけるんじゃないかと気が気じゃないです。
 できれば祥子さまみたいに叱ってもらいたいものです。(女性限定)

 「私を祐巳さまの妹にしていただきませんか」
 突然の逆指名発言にリリアン全体が騒然となる。
 だが、逆指名はすでに由乃さんが一年前に通過しているッッ!
 

 ちなみに紅いカードについては、明敏なる祥子さまの紅薔薇裁きによってはれて瞳子ちゃんのものになりました。
 どうゆう裁きかというと、双方から祐巳さんの両腕をひっぱり祐巳さんが痛がったときに、先に手を放したほうが・・・。(本当に気が気じゃないです)

 さてカードをみつけた人は次期薔薇さまと半日デート権が与えられます。というわけで、デートの模様はこんなかんじ。


 黄薔薇
 令さまをめぐってライバル関係にあった由乃さんとちさとさんは、おたがいの胸の内をぶちまけることによってダチになりました。
 多分、最初に間違ってホラー映画にみたことによるつり橋効果が大きいと思います。
 ちなみに、タイトルは「血みどろ屋敷の経文」。タイトルからして厄そうです。



 白薔薇 
 不在者チャンスで志摩子さんとのデート権をゲットした人はどこかワケアリの一年生。不必要なまでに周囲を警戒する彼女に対して犯罪のにおいを嗅ぎ取った志摩子さんの灰色の脳細胞が活性化する!
 「乃梨子くん、君が記録しておきたまえ」(もう怒られても仕方ないって気がしてきた)
 隠し事があると楽しいイベントも楽しめないってことですね。



 紅薔薇編 
 瞳子ちゃんの案内で、バスと列車で遠出することになった祐巳さん。
 「この世で愛されなかった人達だけがレティクル座行きの列車に乗れるの」
 なんてもちろん言わないけれども、瞳子ちゃんの生誕にかかわる場所を巡って、瞳子ちゃんが周りの人から愛されていたことは確認できたと思います。
 孤独という名の逃げ道を走ってきた瞳子ちゃんが、どれだけ逃げたってついてきた変わり者は、ついに「あなたを探し」あてたわけです。