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2体のアントホッパーイマジンの罠にはまった電王ガンフォームは、侑斗から電王をフォローするように言われていたデネブによって、なんとか救出されたのでした。
そして、カチコミ侑斗は、無事に愛理さんを奪還成功。
しかし、電王抹殺に標的を絞っているアントホッパーイマジンは、「野上愛理をつれてくる」という望みを盾に契約者であるフジシロに憑依します。
このとき目が蟻みたいに真っ黒になってかなり怖いです。
デネブによってデンライナーに連れてこられた、良太郎とリュウタロスだが、二人ともダメージがひどく良太郎は入院することに。
電王に狙いを絞ってきたことに闘志を燃やすモモ、ウラ、キンの三人。
「リュウタロスのとむらい合戦や!」
って、まだ死んでませんよ。とりあえず、今回はすでに心が一つになっているようです。
そして、ここで定番のコント「オカンと侑斗」じゃなくて「デネブと侑斗」。
良太郎のお見舞いに行こうとデネブは侑斗を誘うものも、もちろん侑斗は首をたてにふりません。そこで、デネブが用意したのはファンシーな便箋に入ったお見舞いメッセージカード(もちろん侑斗の名義)だった。当然怒り出す侑斗に対して、「かわいーのに」とすねるデネブ。やっぱり、デネブはみてて和みます。
結局、一人でお見舞いにやってきたデネブは、ゼロノスの秘密を良太郎に語ります。
侑斗が変身するために消費する大切なものとは一体何か?
また、イマジンにとりつかれたフジシロはミルクディッパーに現れると愛理さんを強引にさらいます。もう立派な犯罪です。
これは、良太郎をおびき出すための罠だけれども、入院中で動けない良太郎の代わりに侑斗がふたたび、救出にむかいます。
そのとき、愛理さんは閉じ込められた廃工場の天井のしみを見て星空に思いをはせるのでした。
待ち伏せするイマジンたちを変身せずにやり過ごそうとする侑斗だが、今回のイマジンは特に強力な連中だ。ついに最後の変身カードを使う決心をしたときに、病院から抜け出した良太郎が登場。憑依しているのはもちろんモモタロス。病院から抜け出すとき、「あとで体がボロボロになるぜ」とかなり意味深なセリフをはいてます。
「昨日はうちの小僧が世話になったな」と挑発するイマジンに対してタンカをきるモモタロス。30話を超えてやっと仲間意識みたいなものが生まれたんだなあと、思うと妙に感慨深いものがあります。
そして、モモタロスの足止めしている間に愛理さんのもとにたどり着いた侑斗を愛理さんは天使のような微笑みで出迎えてくれる。実は愛理さんは、忘れていた桜井さんのことを思い出しつつあったのだ。しかし、激しい戦闘の音を聞き、侑斗は愛理さんを残して戦いの場に赴きます。
「後で野上が迎えにくる」
自分がもどるつもりはないらしい。
「カードはお守りじゃないんだ!使うときに使わなきゃ意味がないんだよ」
そうへらず口をたたくと、侑斗はゼロノスに変身!
ゼロノスと電王の共闘で強敵アントホッパーイマジンズを倒すのでした。
(今回の戦闘はかーなーり見ごたえがありました)
そして、戦いが終わりゼロノスの変身カードが消滅したとき・・・。
愛理さんが思い出しかけてた桜井侑斗に関する記憶が再び消滅。ついでにフジシロからも桜井侑斗に関する記憶が消滅。
ゼロノスの変身によって消費するものは、桜井侑斗に関する記憶だったのです。
周りが忘れていくのをただ黙ってみているしかないというのは、かなり辛いことだと思います。変身にいろいろ制約を課されるヒーローは多いけれどもゼロノスの場合はトップクラスのきつさだと思いました。ちなみに最凶はテッカマン。ブレードじゃないオリジナル版ってもう放送できないんじゃないでしょうか。
でも、今回のエピソードで良太郎と侑斗に和解の兆しがみえたのがせめてもの救いだと思います。
というか、今後ゼロノスに出番はあるのでしょうか?
いろいろきになるところです。