json132007-09-14

 今日から「ふくやま文学館」において福山出身のミステリ作家、島田荘司先生について展示する「島田荘司展Ⅱ」がはじまりました。(Ⅱとありますが一回目のときは行ってません)
 ふくやま文学館のホームページ。
 http://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/bungakukan/
 無職はいいねェ。好きなときに好きなところにいけるよ。
 そんなわけで、代表作「異邦の騎士 改訂完全版」を読みながら開館を待ち、ほとんど一番に入館いたしました。
 展示内容は、高校時代の作文や、アイディアノート、描いた絵画などが展示されていて、非常にお宝要素が強いです。
 また、今回の展示のために島田先生自らが自作にコメントをつけるなどして、かなりお徳感があります。
 「異邦の騎士」を読み終わったらまた別の本も読んでみようと思いました。
 それにしても、写真等で拝見する島田先生のカッコいいこと、流行の言葉をつかうなら「チョイ悪オヤジ」って感じです。デビューされて、約30年たつのにいまだに尖がった感性をもっているのはすごいことだ・・・というようなことを、取材に来られていた新聞記者の方にコメントいたしました。(本当です)
 やはりプロの方はコメントを引き出すのがうまいですね。


 なお、「ふくやま文学館」の常設展では、福山を代表する作家、井伏鱒二先生について展示してあり、アプローチがかなりディープな内容ですごかったです。
 はじめて「ふくやま文学館」に行ったけれども、なかなかおもしろいところでした。