「良太郎をやっつけなきゃならない」
 そういい切る新イマジン自称リュウタロス(モチーフはもちろんリュウ)は図々しくもデンライナーに直接出現し、デンライナー名物ナオミちゃんコーヒーをオーダーします。
 モモ、ウラ、キンの追求を軽やかにかわすがリュウタロスは何者かに時の列車の車掌になることを条件に良太郎の抹殺を依頼されていたことが判明。
 これは特異点だからなのか、電王だからなのかそれとも野上良太郎その人を抹殺したいのかは現時点ではまだわかっていません。
 ただ、イマジンというのは突然何者かの指令が頭のなかに入ってくるということがわかりました。電波系ってヤツですね。
 まあ、そんなわけでひとりイッちゃってるリュウタロスをなんとかすべく、いがみあっていたモモタロス、ウラタロス、キンタロスの3人は手を組むことにしたと思わせといて、全然気持ちが通じ合っていないところがさすがです。


 
 リュウタロス登場ですっかり忘れられてましたが、フクロウイマジンも着々と暗躍しており公園の出入り口を自動車でふさぐなどして、公園を誰も入れなくしてしまうことで契約完了を宣言。老人の思い出の日へと向かいます。
 実は老人とダンスチームのメンバーの一人は知り合いで、10年前老人と一緒に公園で動物達と戯れていたメンバーは自転車事故で死なせてしまった仔犬のことを気に病み、公園と老人から遠ざかっていたのでした。
 とってつけたようなこの話に実は動物愛護精神の塊であるリュウタロスの気持ちに動揺がはしり、3人のイマジンはその隙をつきリュウタロスの憑依から良太郎を解き放つのでした。
 フクロウイマジンを追いかけ久々に参上するソードフォーム。
 しかし、戦いを早く終わらせるべく再びリュウタロスが無理矢理憑依しガンフォーム登場。早く戦いを終わらせたい理由は助からなかった仔犬を助けるため!!
 イージャン。イージャン。スゲーイーヤツジャン!
 「倒すけどいいよね。答えは聞かないけど」と非常に勝手なキメゼリフで、フクロウイマジンに圧勝するガンフォーム。
 もはやソードフォーム最弱説は鉄板になりそうです。
 


 さて、夢うつつのまま悲しい思い出のある場所に向かった良太郎のお姉さんは、やっぱりなんだか夢うつつのまま良太郎のことを心配するのでした。
 実はリュウタロスはそんな良太郎のお姉さんのことが大好きで、良太郎が死ぬとお姉さんが悲しむという理由から良太郎抹殺指令をとりあえず無視することにするのでした。
 こうして、デンライナーにまた変な仲間が増えたとさ。
 めでたくもあり、めでたくもなし。

 

 リュウタロスは想像以上にへんなヤツでしたねー。まあイカれているというよりもお子チャマといったほうが近い感じもしますが。とりあえず今後ストーリーを思いっきりひっかきまわしてくれそうです。
 物語が進んでいるようで全く進んでいませんが、イマジンが過去に向かったときに現れる黒幕っぽい人が良太郎のお姉さんの元恋人っていうのが順当な予想ですが、ここはあえて黒幕は龍騎の神崎士郎ではないかと勝手に予想。
 ほらあの人も時間を何度もやり直してましたし・・・。


 あとリュウタロスのダンスチームってまた出てくるんでしょうか?
 個人的には、「リュウタロスが負けたァ!俺たちはつくべき主を間違えたァ」とかいって逃げ出したら大ウケします。