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涅槃姫みどろ 4 (少年チャンピオン・コミックス)

　今年の流行語大賞は「イナバウアー」にとられましたが、来年こそは「厄い」が流行語になってほしいものです。ところで日常会話で「イナバウアー」ってどうやって使うんだろう？

　とゆうわけでチャンピオンでいま一番話題の自称ホラー漫画「涅槃姫みどろ」の４巻です。マジなんだかギャグなんだかわからないところが相変わらずです。
　実際４巻の収録内容は全部感想を書いてしまってるので、個人的にはもう書くことがありません。
　でも、「真剣師」の飛車達さんはカッコイイし、「とどのつまり」のソフビコレクターは洒落にならんし、「チャンピオン」は時事ネタって読み返すと風化が激しいなあと思ったりするわけです。
　ところで、３巻では執事が全部もっていったので、書き忘れましたがみどろさんの自称ライバルのラーフラさんは夢のお告げで日本にやってきたそうですが、私はそれはみどろさんが呼んだんじゃないかとふんでます。
　多分、わざわざコケにするために呼んだんでしょう。
　といっても、４巻初登場のメルトくんともども出番がほとんどなくなってしまいましたが。
　あと、３巻で未収録だった「厄の１５　人面瘡」は４巻でも未収録でひょっとして欠番扱いなんでしょうか？
　「厄いわね」というみどろさんにいわれた男が「そう！厄いんだよ」と返すところが印象的でしたが、逆にいうとそれしかみどころがない話でしたが・・・。
　なんだかんだいっても最後にはあしゅら執事の名エピソード「名画座の怪人」でビシッとしめてくれて、やっぱり執事は愛されているんだななあと実感した第４巻でした。