涅槃姫みどろ 3 (少年チャンピオン・コミックス)

涅槃姫みどろ 3 (少年チャンピオン・コミックス)

 全ての道は執事に通じる!
 執事は一日にしてならず!
 執事にはじまり、執事に終わる!
 当ブログではもはや説明不要な涅槃ギャグマンガ涅槃姫みどろ」の3巻では作品の良心ともいえるあしゅら執事が大活躍!
 あしゅら執事、爆誕が描かれた第拾九夜「うたかた」に始まり、あしゅら執事のほろ苦い恋愛を描いた第弐拾七夜「花道」でしめ、オマケとしてあしゅら執事の仮面について描かれた番外編「仮面秘話」をもってきて執事包囲網の完成です。
 もうね、私が子供のころにこの漫画読んでたら、間違いなく「将来の夢は執事です」って答えていたと思います。

 
 とゆうわけで、3巻は自称みどろさんのライバルであるラーフラさんの登場がメインかと思ってましたが、全部執事がもっていきやがったって感じです。
 でも、第弐拾六夜「苦行」のラーフラさんの電波っぷりも捨てがたいですね。


 ちなみに作画担当の中里宣先生のコメントによると「ナゼか執事がメインの原作をもらうと、よけいに力がはいります。」とのこと。すごく納得しました。
 さらに原作担当の大西祥平先生のコメントによると「最近、どうもみどろさんに命令されて原作を書いてる気がしまます」とのこと。すごく納得しました。
 まあとにかく、個人的には3巻から読んでもいいんじゃないかってくらいイケてる巻でした。


  なお、3巻では執事メインの構成にするため、掲載されなかったエピソードがあります。
 また1巻の頃から読みきりの時の話が混ざっているため、雑誌掲載時と単行本収録時では話数表記が異なっています。
 そのあたりを調べるにあたって、yossyaさんのホームページ
 「yossyaの開発室(http://members14.tsukaeru.net/yossya/index.html)」
 の「涅槃姫みどろ」データベースがとても参考になりました。
 いつも利用させてもらってます。どうもありがとうございます。