いま、お気に入りの作家でございますか?
滝本竜彦先生、高瀬彼方先生・・・いろいろございますなァ。
ただ、たったひとりだけというならやはり・・・
桜庭一樹先生でございます。
http://sakuraba.if.tv/home.php(オフィシャルサイト)
とゆうわけで今日は、私が米子にいたころからファンだった、米子出身の作家、桜庭一樹先生について書いてみようと思います。
桜庭先生は富士見ミステリー文庫の看板作品「GOSICK」シリーズで有名ですが、最近は一般小説の分野でも活躍されているようです。
桜庭先生の最大の特徴としては、思春期の少年少女の描写が抜群にうまいことがあげられます。
「おんなじとこぐるぐるまわってるー」、「すすまなきゃー」、「すすめないー」、「ってゆうかすすまなきゃなんいのー?」とゆうような思春期独特の痛さというか、閉塞感というか、ぐるぐる感とでもいうか、まあ、なんか、そうゆう感じがこれでもか!っていうくらい味わえます。
それでも、作中の登場人物は幸せをつかもうと懸命になっており、結構力技で幸せになろうします。このへんが、ライトノベルの主購買層の中高生から、かつて中高生だった大人にも人気があるところではないかと思います。
でも、最近はうつな登場人物がやはりうつのまま話が終わったりして、ますます油断ならなくなったようです。
ちなみに私が一番好きな本はこの本です。
- 作者: 桜庭一樹,高橋しん
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2003/01
- メディア: 文庫
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けれども、主要登場人物である3人の女の子たちがそれぞれ幸せをつかもうとする様は非常に美しく、読んだあと少しだけ勇気がもらえる、そんな作品です。
機会があったら、改めて感想文をかいてみたいと思ってます。