私の好きな言葉@逆境ナイン
多くの名言、迷言を生み出した逆境ナインですが、私がものすごく好きなセリフがあります。
それはサンデーGX版のコミックス5巻・97ページ4コマ目の不屈のライバルである高田のパパのセリフの、
「こじつけでも、つじつまが合えばそれにこしたことはない!!いいことを言っているんだから最後まで聞けーーーっ!」です。
なんつうかいってることは無茶苦茶だが、それゆえに心を打つ、そんなセリフだと思いませんか?
要は大切なのは内容の正しさで、それがこじつけでも屁理屈でもなんでもいいと俺は思っています。
ところで「こじつける」を広辞苑でしらべてみると・・・「(「故事つける」か)無理に筋の通ったことのようにいいなす。無理に関係をつける。転じて句や文章を無理やり作り上げる。」となっています。
ここで痛恨のミスに気付く俺。
実は今日の日記はこじつけを「故事つける」とこじつけてそれをオチにしようと思っていたのですが、広辞苑に認められたらオチにならんじゃないかー。
とゆうわけで、別のアプローチを考えよう。
そもそも故事といえば中国で言葉の成り立ちに関わるエピソードのことである。だいたい、春秋戦国時代に多くの故事成語ができあがっているようで、たとえば、「完璧」とゆう言葉は「璧を完うする」とゆう意味で、話すと長くなるので大雑把にいうと、璧とゆう美術品をキレイな状態で国許に持って帰るためいろいろ手を尽くすとゆうとてもドラマティックなエピソードがもとになっています。
そう、言葉とはその多くがドラマティックな背景を持っているのです。言葉を多くそして深く知るということは多くのドラマを知ることに他なりません。
そうした数多くのドラマに触れることにより、より素晴らしい故事つけができるのではないかと私は思います。
とゆうわけで、そんな故事つけ大好き人間のバイブルとなるのがこの一冊である。
- 作者: 宮下あきら
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2004/09/03
- メディア: コミック
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まさに、この一冊は故事つけの宝庫である・・・。って、こんなオチでどうでしょう。