赤ちゃん誘拐事件の重要参考人として、警察に連行される良太郎。
 最初、しどろもどろな応対でますます怪しまれるが、ウラタロスお得意の嘘八百で警察をケムにまくことに成功。
 一方、こんな大変な状況にもかかわらず、何もしようとしないジークに対して、ハナ姐さんの鉄拳制裁が炸裂!相変わらずイマジンには容赦なく厳しい人です。
 ハナ姐さんの諫言に心うたれた?ジークは特殊能力を発現、「助けてくれたのは野上良太郎」というテレパシー母親に発し、その証言により晴れて良太郎は自由の身になったのでした。



 その後、ジークは母親との再会を果たしめでたしめでたしとおもいきや、突然ジークの体が砂になっていきます。
 オーナーの説明によると、イマジンは存在するにあたって人の記憶に依存しているが、ジークの場合契約者が日々記憶がかきかえられていく赤ちゃんだったため、契約そのものが維持できず、すなわち存在そのものが維持できないとゆうことだったのです。
 強すぎる力にはやはりなにがしかデメリットがあるようです。
 そんなとき誘拐の真犯人である男と契約したサソリイマジンが再び母親を拉致せんと登場。
 消滅しそうなジークは最後の力をふりしぼり電王第5のフォーム、ウイングフォームへと変身するのでした。
 「降臨!満を持して!」 
 ウイングフォームはすばやく華麗な身のこなしで、サソリイマジンを翻弄するものも、消滅のダメージは大きく、結局サソリイマジンに母親を拉致されてしまうのでした。
 気位が高く貴族体質なジークは良太郎に母親を助けて欲しいと土下座してお願いします。
 良太郎はジークの思いに答え、過去の世界でサソリイマジンを撃退するのでした。(今回戦闘が見せ場じゃないんですよねー)

 
 その後ジークがどうなったかというと・・・。
 良太郎の機転でジークの契約者は赤ちゃんではなく母親であることが判明。
 その願いは「赤ちゃんが無事にうまれてきますように」というものだった。
 そう、ジークは実は願いをかなえていたのです。
 契約者の願いをかなえたイマジンは契約者の思い出の時間にとぶことで、契約とは無関係に実体化できるため、ジークはデンライナーで母親の思い出の時間である結婚式の日へむかいます。
 実体を手に入れたジークは、そのまま空へと消えます。
 結婚を祝福するかのように、白鳥の羽根が舞っていた。




 いいイマジンは生き残ったイマジンだけだ。
 とゆうかイマジンをそのまま野放しにしていいのか!とか母親が契約者なら別に消滅しかからなくてもいいんじゃないのか!とかツッコミどころはあるけれども、イイ話だったんで俺的にはOKです。
 最初は夏の映画のためにウイングフォームの顔見せ話ぐらいにしか思ってませんでしたが、予想以上にジークのキャラがよかったので、映画がさらに楽しみになりました。(ジークの出番は少なそうだけど・・・)
 とりあえず今年の夏は「白鳥の・・・夏だ」