デンライナーで動物の鳴き声が聞こえるという事件が発生。
 探してみると、動物好きのリュウタロスが拾ってきた、迷い猫、迷い犬、迷いイマジン、迷い赤ちゃんがいた・・・。
 「プリンスと呼ぶが良い」と尊大に言い放つ白鳥イマジンのジークはおもしろカルテットをさしおいて良太郎に憑依。その支配力はリュウタロスをも上回るようだ。
 天の道を行き総てを司るかのようなジークの発言の数々にジークの特殊な能力にデンライナーは大混乱。
 しかし、ジークには大きな秘密があったのです。
 ジークの契約者は赤ちゃんの母親だが、どういうわけかジークは赤ちゃんにとりついた状態で生まれてきたというかなりイレギュラーの存在。
 通常、契約者との契約で実体化するイマジンとくらべて、誕生という経過を経ているためより実体化しやすいという特徴があるらしいです。
 じゃあ、イマジンみんな妊婦と契約すればいいじゃないと思いましたが、なんだかすごくイヤな展開しか思いつかないので却下。
 まあ、尊大なジークですが基本的にイイヤツで兄弟ともいえる赤ちゃんを母親に返そうとするが、はたしてジークは子供をさらう「姑獲鳥」となるか子供を預ける「うぶめ」となるか?


 一方、赤ちゃんをさがす謎の男も登場しサソリイマジンと契約します。息をするのもメンドクセェという感じのサソリイマジンは母親を拉致しようとしますが、ジークに導かれ現場に居合わせた良太郎によって追い払われます。


 しかし、良太郎は赤ちゃんと母親を誘拐したという容疑がかかり、警察に連行されてしまうのでした。
 つくづく、良太郎君ってば不幸!