映画感想「バトル野郎」

json132007-05-24

 ♪極めろ!道 悟れよ!我♪
 とゆう筋少の歌とは関係ないこともないような気もしますが、「アクメツ」の原作者としてチャンピオン読者にはお馴染みの田畑由秋先生が監督した自主制作映画がこの「バトル野郎」です。(1999年ぐらいに完成したらしい)

 田畑先生のブログ
 http://cmj.cocolog-nifty.com/blog/

 
 ストーリーは、袖がちぎれた空手着に下駄履きの自称「バトル野郎」が、サラリーマン風の謎の男(演じるのは田畑由秋先生その人)ととくに理由もなくファイト!!
 実は宇宙からの侵略者だった謎の男に対してバトル野郎は一歩もひかず、ドラゴンボールのような超高速戦闘、さらには大気圏外での戦闘、果ては宇宙艦隊へ一人で殴りこみをかけたりと、想像を絶するデタラメぶりでした。

 アクションもかなり様になっており、CGも多様してたりと当時の自主制作映画としては、かなり画期的だったと思います。
 実は大学時代、自主制作映画づくりのお手伝いをしていたこともあったんで、その仲間内でこの作品を見たときは「自主制作映画ってレベルじゃないねー」「プロの漫画家さんはやっぱり構図とか違うねー」と語り合ったものでした。
 まあ明らかに近所の公園でロケしましたよ、ってゆうチープさもあるのですが、そういうチープさが自主制作映画の魅力の一つだと思います。
 

 最近アルバイトで入ってきた子が現在大学の講義の一環で自主製作映画を作っているときいたので、懐かしくなって久々に「バトル野郎」をみてみました。
 基本的に見ることが困難な作品だとは思います(親切な人がネットで流してるかも?)が、個人的には自主制作映画って本当にいいものだなあって思ってしまう作品です。