「指輪物語」と並ぶファンタジー小説の金字塔「ゲド戦記」の映画化です。両作品とも映画化不可能とかいわれてましたが、それは最近の映画の表現技術が向上したのか、それとも単に「全米が泣いた!」などの決まり文句ととるかはひとそれぞれだと思います。 
 ちなみに私は両作品とも原作は未読です。
 
 「ストーリー」
 大賢人と呼ばれるゲドは、歯車の狂いはじめた世界をの秘密を探るための旅にでます。道中出会った少年アレンは死を恐れぬ勇猛果敢さながらも、どこか捨てばちな危うさを持っていた。
 実はアレンはある国の王子で、父王を自らの手で殺害し、その逃亡の途中だったのだ。
 そんな少年の素性を知ってか知らずかゲドは少年を旅の道連れとします。
 そして、二人が立ち寄った街で、アレンは顔に火傷を負った少女テルーに出会います。奴隷商人につかまりそうになるテルーを助けるアレンですが、テルーはお礼も言わずに立ち去ります。
 その後。ゲドの知人の家で再会した二人ですが、テルーはアレンに言い放ちます。
 「いのちを大切にしない奴なんか大嫌いだ!」 
 果たして少女の背負ってきた過去とはなにか?
 そして奴隷商人を陰で操る魔女クモとは何者か?
 そんな謎をはらませつつストーリーは進んでいきます。



 「感想」
 「テルーの唄」がいまだに頭から離れません・・・。
 とゆうわけで、いわずと知れたスタジオジブリ最新作です。
ジェイソンお得意の毒舌でツッコもうにもそつがなさ過ぎてツッコめません。まあ、ボーイミーツガールは物語の王道なので、タイトルは「ゲド戦記」なのにゲド活躍してないじゃーん、っていうツッコミもなしです。父親殺しの少年を父親視点で見守るというのはおいしい役どころだと思います。
 だから、今作はアレンとテルーの物語なのです。それでいいんです。アレンの情緒不安定ぶりに、テルーのツンデレぶりに萌えればいいんです。
 ちなみにジェイソンはテルーの養母テナーと魔女クモに萌えました。熟女ゾクセイ確定!
 でも、一番この作品で気に入ってるのは、魔女クモの手足となって汚れ仕事をこなすウサギですね。ジェイソンはこういう小悪党キャラが大好きなんです。強きに弱く弱きに強い、非常に愛すべきキャラだと思います。もちろん身近にはいてほしくありませんが。
 なんかキャラ萌え話しかしてないな・・・。
 まあ、私の感想読む暇があったら、映画館へGO!ってことです。



 とりあえず、原作小説全巻大人買い決定!
 例によって読む暇はない・・・。

ゲド戦記 全6冊セット (ソフトカバー版)

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 あと映画「ゲド戦記」オフィシャルサイト
 http://www.ghibli.jp/ged/