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なぜタイトルは「小さき勇者たち」と複数形なのか?この疑問は作中で氷解する。
映画冒頭、ガメラは宿敵ギャオスを倒すため自爆する。
「ガメラは死んだ」その事実を目の当たりにしショックをうける少年がいた。
それから、約30年が経ち少年は大人になり父となった。その少年の息子こそ本作の主人公、透である。
ある日、透は不思議なカメの誕生に立ちあう。
透はそのカメをトトと名づけ飼おうとするが、トトは異常な速さで成長し、空を飛び火を吐いた。トトこそガメラの幼体にほかならなかったのだ。
ガメラは新たな怪獣の脅威に対してすでに世代交代の準備をしていたのだ。
人間を襲いだす新怪獣ジーダスに対して成長途中ながらも果敢に立ち向かうトト。
だが、成長しきっていないトトは苦戦する。トトの成長にはトトの卵を守っていた赤く光るお守り石が必要だったのだ。
そんな力不足のトトを救うため、子供達によるお守り石を届けるリレーがはじまった!
あたかも、「子供のころには感じていた目に見えないパワー」に導かれるがごとく。
そう、「小さな勇者たち」とはこの少年少女たちのことだったんだよ!
一方、透もトトを救うために危険をかえりみずトトのもとに向かおうとする。
しかし、30年前のガメラの自爆を知る父は透を止めようとする。
「あれはガメラだ。ガメラは死ぬ」
だが、透は認めない。「あれはトトだ。トトは死なない。」
息子を心配するが故の父の言葉だが、透のトトへの友情を本物だと確信した父は透をトトのもとにむかう手助けをするのだった。
そして、お守り石を受け取った透は、絶対に自爆しないことをトトに約束させ、お守り石を託すのだった。
そうして、トトはガメラになった・・・。
とゆうわけでつい筆がのってしまい軽いストーリー紹介のつもりがえらく長くなってしまい、ほとんどネタバレに近いところまでやっちまいました。スマン。
個人的には父と子の葛藤のある作品が大好きで(洋画では「ジョンQ」「ロック・ユー」「ビッグ・フィッシュ」がとても好き)父親役の津田寛治がスゲーカッコイイなーとか思いながらみてました。まあ、今作の場合父と子の葛藤とゆうよりもオールドガメラファンともともとのターゲットとなる子供達との視点の違いを揶揄したものかもしれませんが。
なんて深読みはおいといてとにかく全体的にジュブナイルの王道とゆう感じで小さな子供さんたちにゼヒみてもらいたい一作だと思いました。
でも、子供の日に見にいったのにガラガラでしたよ・・・。とほほ。