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この物語は嘘つきイマジン・ウラタロスが嘘につぐ嘘で人々を苦しめる物語である(嘘です)
モモタロスとウラタロスのデンライナーを揺るがす修羅場はスパルタンヒロイン・ハナ姐さんの鉄拳による喧嘩両成敗で幕を閉じるのでした。
その後、単独でカニイマジンの捜索にあたるハナ姐さんは今回の契約者のサッカー少年に出会うが少年は知らないと嘘をつきます。
一方、嘘過去話で良太郎とモモタロスを騙したウラタロスは良太郎の体で好き放題はじめます。
嘘を美化するウラタロスにハナ姐さんが一喝を喰らわせると、サッカー少年は我がことのように反省し、本当のことを話すのでした。
しかし、ときすでに遅くカニイマジンは契約の履行を宣言し少年が試合で失敗した過去へと向かいます。
カニイマジンを追うデンライナーの中では、デンライナーのオーナーからウラタロスを仲間にするか、強制退去させるかの二者択一を良太郎を迫られます。
今回、サッカー少年から真実の言葉を引き出したのはウラタロスの嘘のおかげだと信じた良太郎は、ウラタロスを仲間にすることにします。
本当にお人よしです。でも、それが良太郎のいいところです。
そしてカニイマジンとの最終決戦。泳げないモモタロスは水中戦に持ち込まれて大苦戦。自分のためについていた嘘を勝手に好意的に解釈されて嘘つきとしてのプライドを傷つけられたウラタロスは、良太郎に協力を申し出ます。
助けた亀に助けられ「仮面ライダー電王ロッドフォーム」登場!(泳げるだけで水中戦仕様ではないようです)
まあ、そんなわけで、先週あんまり出番のなかったサッカー少年の嘘とウラタロスの嘘を力技でリンクさせ、ハナ姐さんに嘘はいかんよと看破させるシナリオはやはりうまいなあと、思いました。
でも、過去に行きたいなら子供じゃなくて老人と契約するほうがいいように思うんですが・・・。
さて、その後サッカー少年は地道に練習することでレギュラーをめざすことにします。
この物語は、不運続きの少年良太郎が不運につぐ不運にもかかわらず、人々を少しだけ前向きにさせる物語である。(多分)